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眠れないほどおもしろい恋する古文[王朝の美女と貴公子篇]

眠れないほどおもしろい恋する古文[王朝の美女と貴公子篇]
著者
板野博行
書籍
2014年11月28日発売
ISBN
9784837967347
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万葉集、伊勢物語、枕草子、源氏物語――
“王朝恋物語”のベスト・セレクション!

わかりやすいあらすじで、あの名作を一気読み!
ロマン溢れる「古典の世界」へ、あなたを誘う本。

◇夢かうつつか――在原業平と伊勢斎宮との“禁じられた一夜”
◇中宮定子と一条帝――権力に引き裂かれ、なお揺るがなかった愛
◇「恋の誘い」に軽妙な切り返し――清少納言の“さわやかな知性”
◇嘆きながらの「独り寝」――男と女の“すれ違い”は千年前も同じ
◇二人の天皇に愛された魅惑的な女――額田王の才気あふれる一首
◇「やまとうた」の最高峰! 「古今和歌集」は平安貴族のバイブル
◇芥川、谷崎も作品に取り上げた“平安一の好色者”とは
◇『源氏物語』にも影響を与えた「秘琴」と「美女」をめぐる物語

――この“切ない恋”から、目が離せない!

[もくじ]
はじめに
あの名作の「ハイライト・シーン」を贅沢に楽しむガイドブック

1章
姫君と貴公子──
王朝に咲いた「運命の恋」のゆくえ
──艶やかな恋、ときめく恋、悲しい恋、はかない恋

2章
愛に生き、人生を深く見つめた
王朝女性の“セキララ日記”
──男と女の「駆け引き」……その“一文”にきらめく感性

3章
「三十一文字」に込められた
時空を超える“恋心”
──情熱、切なさ、未練、つのる慕情……心にしみいる歌

4章
日本が世界に誇る
“千年読み継がれる恋物語”
──源氏物語から、かぐや姫、和製シンデレラまで!

5章
この「物語」がなければ、
あの「名作」も生まれなかった
──まるで「玉手箱」のような豊饒世界

6章
ひと味違う“男目線”の王朝文学
──政争・出世争い……いつの時代も変わらないもの

[著者紹介]
板野博行(いたの・ひろゆき)
岡山朝日高校、京都大学文学部国語学国文学科卒。東進ハイスクール・東進衛星予備校国語講師。受験研究所アルスファクトリー代表。ハードなサラリーマン生活から、予備校講師に転身。カリスマ講師として全国の生徒に向け、講義を行なう。
著書に、『眠れないほどおもしろい源氏物語』『眠れないほどおもしろい百人一首』(以上、三笠書房《王様文庫》)の他、学習参考書は百冊を超え、年間五十万部超の売り上げを誇る。