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99歳、ひとりを生きる。ケタ外れの好奇心で

99歳、ひとりを生きる。ケタ外れの好奇心で
著者
堀 文子
書籍
2017年12月15日発売
ISBN
9784837927150
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70歳でイタリアにアトリエを構える。
77歳でアマゾン、80歳でペルー、
81歳で5千メートルのヒマラヤ山麓へ取材に……

磨き上げた感性で前進し続ける芸術家そして人生の達人。
その凛とした生き方、考え方に
作品・アルバムにふれながらひたる堀文子の世界。
……極上の時間が詰まった一冊です。

◇「知る」欲求が絶えないから人生に飽くことがありません。

◇行きたいと思えば、すぐ行く。
これがわたくしの悪い癖と申しますか、よい癖なのです。

◇自分が一番だと傲慢にさえならなければ、常に得るものはあるのです。

1章 現在(いま)の自分に夢中になる
2章 群れず、慣れず、頼らず 
3章 ひとりがいい 
4章 人間も自然の一部 
5章 まだまだ知らない自分に出会いたい 

[著者紹介]
堀 文子(ほり・ふみこ)
日本画家。1918年(大正7年)、東京麹町に生まれる。幼い頃から自然や生命の神秘に惹かれ科学者になる夢をもちながら、真の自由を求めて画家を志す。女子美術専門学校(現在の女子美術大学)卒業。在学中の38年に第2回新美術人協会展初入選。52年、第2回上村松園賞受賞。29歳の時に外交官と結婚。42歳の時に夫と死別。翌年61年より3年間にわたり海外を放浪する。74年、多摩美術大学教授となる。87年、第36回神奈川県文化賞を受賞。70歳でイタリア・トスカーナにアトリエを構える。帰国後も未知なる世界を求め、77歳でアマゾン、メキシコのタコス・マヤ遺跡の取材旅行、80歳の時にペルー、81歳にして幻の花ブルーポピーをたずねてヒマラヤ5千メートルの高地を取材する。2001年、83歳の時に大病に倒れるが奇跡的回復を遂げる。数々の個展を海外、国内の美術館、ギャラリーにて開催。作品制作にとどまらず、随筆の分野においても活躍。著書に『ひとりで生きる』(求龍堂)『ホルトの木の下で』(幻戯書房)、『堀文子画文集 命といふもの』(小学館)等、多数がある。
2018.02.24

朝日新聞「折々のことば」で紹介されています。