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マンスリーエッセイ

吉原珠央 「ゆるく・強く・たくましく!」気持ちの整理術

第4回「言わない人」ほど強い人

皆さま、こんにちは。
イメージコンサルタントの吉原珠央です。

お正月ムードも、すっかり落ち着いてきましたね。仕事もプライベートも、皆さまにとって、目標実現へのすばらしい一年となりますことを心より願っております。2012年もよろしくお願いいたします!

さて、今回は私が思う「強い人」についてがテーマです。

仕事をしていると、体力的にも精神的にも「強くなりたい」と思う人は多いのではないでしょうか? 私自身も、その一人です。

そして、私が思う強い人の定義というのは、「余計なことを言わない」という実にシンプルなことです。

たとえば、聞かれてもいないのに、自ら職場で「今日は少し風邪気味なんです」「今週は、あまり体調がよくなくて」という人がいるとします。あるいは、ブログなどで自分の弱っている状況をわざわざ書いている人もいます。

本当に強くありたいと思うのであれば、よほどのときでない限り、自分が弱っていることは言わないことが得策だと考えています。

誰しも体調が常に万全だとは限りません。ほとんどの人たちが、だるさや、肩こり、目の疲れなど……何かしらの不調を抱えながら生活しているものです。

そういった、弱っている状況(そこまで深刻ではないレベル)を人に言うことは、「何か起こったときの免罪符」にしか見えず、甘えからくるものだと私は感じています。

また、「体調管理」は仕事をするうえでとても大切なこと。「あまり体調がよくなくて……」と言っていると、「自己管理ができていない人」など、能力を疑われることにもつながってしまいます。

実際に、私の周囲で仕事ができて、人望がある人たちというのは、多少風邪を引いていても、出張の時差ボケでつらくても、何も言わずにいつもと同じようにベストの仕事をしています。

また、体力的なことだけでなく、人との約束を必ず守ることなど、精神的な「強さ」もあります。

ブログや、研修などを通して「今度、絶対に吉原先生の講演に行きます」「ぜひコンサルティングを受けたいと思います」などと、言ってくださる方がいます。ありがたいお言葉だと毎回、感じています。

ただ、その中で、実際に1年以内にお会いする方はごくわずかです。1年以内に実現できないことを言うことで、自分の言葉に対する重みがなくなり、有言実行に対する習慣が薄れてしまいます。

これでは、心の強さは身につかないように思います。ですから、1年以内に実現するのが難しいことであれば、すぐに口にはせず、自分の中で粛々とプランを立てて、実行が確実になるまで自分自身と対話する慎重さが必要なのではないでしょうか。

言えばラクになれることが、世の中にはたくさんあります。だからこそ、「余計なことは言わない!」ことが重要なのです。

それによって、心も体も少しずつ強くなっていきますから。

 


著者プロフィール

吉原 珠央(よしはら・たまお)
イメージコンサルタント。DC&IC代表。短大卒業後、日系航空会社で客室乗務員として約4年間勤務。退社後に英国留学。帰国後、証券会社IR部門での経験からプレゼンテーションの重要性や魅力を感じたことがきっかけで、プレゼンテーションを専門としたコンサルタントとして2002年に独立。プレゼンテーション、コミュニケーションをメインにしたコンサルティングや、「体感して学ぶ」というオリジナルのメソッドで企業向け研修講師として研修や講演を実施。著書に『「また会いたい」と思われる人の38のルール』『人とモノを自由に選べるようになる本』(ともに幻冬舎),『選ばれる女性のシンプルな習慣40』(宝島社)などがある。

ブログ『珠央流:美的コミュニケーション論』
http://ameblo.jp/womancbbyoshihara/

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