物語の舞台は高校の演劇部。意見が対立し、撮影が中断。そこに現れるのは、顧問の溝口先生。「ロンリのちから」で鮮やかに問題を解決していきます――。

ドラマ仕立てで「論理の仕組み」が楽しくわかる。ＮＨＫ・Ｅテレ『高校講座』人気番組の待望の書籍化！
「あの『ロンリのちから』はスゴイ！」
「自分も学生時代に出合っておきたかった！」
……ビジネスマンにも話題となった『ロンリのちから』が内容をさらにパワーアップ、１冊に！

監修は、東大大学院教授の野矢茂樹先生。ロングセラー『論理トレーニング101題』（産業図書）をはじめ、「論理」「哲学」の第一人者。
書籍化にあたり、番組では伝えきれなかった「論理の仕組み」について、野矢先生の書き下ろし解説を収録。番組のファンばかりでなく、始めて知った人もためになること請け合いです。
本書で、仕事、勉強の底力、「論理力」をどんどん鍛えてください！

［もくじ］
ロンリのちから０１　三段論法
ロンリのちから０２　誤った前提・危険な飛躍
ロンリのちから０３　逆さまのロンリ
ロンリのちから０４　接続表現・ことばをつなぐ
ロンリのちから０５　水掛け論・理由を言う
ロンリのちから０６　暗黙のロンリ
ロンリのちから０７　仮説形成
ロンリのちから０８　否定のロンリ
ロンリのちから０９　類比論法
ロンリのちから１０　合意形成

［著者紹介］
NHK『ロンリのちから』
NHK・Eテレ『ロンリのちから』は、論理的思考力（ロジカルシンキング）の基礎を養うNHK『高校講座』の人気番組。
高校を舞台としたドラマ形式で、具体的な例文を交えながら、「論理的に考えるとはどういうことか」を学んでいく。わかりやすい内容はもちろん、シュールな映像と音楽が醸し出す独特の世界観が話題。ビジネスマンのファンも多い。

野矢茂樹（のや・しげき）
1954年東京生まれ。東京大学大学院総合文化研究科教授。
主な著書に『論理学』(東京大学出版会)、『論理トレーニング101題』（産業図書）、『哲学の謎』『無限論の教室』(ともに講談社現代新書)、『哲学・航海日誌』(春秋社)、『はじめて考えるときのように』(PHP研究所)などがある。